レクサス、新型「LM」国内仕様の受注開始、4座仕様で価格は2000万円

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レクサスは10月19日、新型「LM」の国内仕様を発表し、同日より注文受付を開始した。発売は12月下旬予定としている。

初代LMは、中国やアジア地域でのショーファードリブン需要に向けて、4座/7座仕様を設定し、2020年に発売された。新型LMでは、車名が意味する「ラグジュアリームーバー」としての価値や存在意義を見直し、“素に戻れる移動空間”をコンセプトに、優れた乗り心地と静粛性を追求。周囲の喧騒から解放され心身共にくつろぐことができ、自身本来の豊かな思考や行動につながる移動空間の提供を目指し、全面刷新が行われた。

より優れた操縦性や乗り心地を実現

新型LMは、新GA-Kプラットフォームの採用による素性の刷新と従来型比で約1.5倍のボディねじり剛性を実現するなど、徹底した体幹強化が行われた。加えて、乗員の体の動きを分析したシート構造による頭部の揺れ軽減と視線の安定化、レクサス初となる周波数感応バルブ付AVSとRear Comfortモードの採用により、ドライバーの意のままに操ることができる操縦性や優れた乗り心地を実現した。さらに、源音の低減、遮音、吸音を追求し、ノイズや不快な振動を抑制。静粛感も大幅に進化した。

内外装では、機能的本質や動的性能に根差したプロポーションと独自性を追求。外装は存在感と上質さを兼ね備えたデザインを採用し、さらに進化したレクサスの新たなフロントアイデンティティ「スピンドルボディ」を採用。

内装では、前席周りは運転に集中できる機能性と上質感を備え、後席はゆったりと過ごせる広さを確保し、快適性を追求したシート装備や操作系、機能性と仕立ての良さを両立した収納や照明各種を採用するなど、快適性と利便性を考慮した開放的な室内空間を実現した。

ショーファードリブンに特化した4座仕様で、プライバシーの確保と開放感を両立するパーティションや新規開発の48インチ大型ワイドディスプレイ、リヤクライメイトコンシェルジュなどを装備。安全面では、先進の予防安全技術Lexus Safety System +や快適な移動を支えるLexus Teammateなどを採用している。

【希望小売価格】2000万円

 

【新型「LM」主要諸元】

  • 全長×全幅×全高:5125㎜×1890㎜×1955㎜(17インチタイヤ装着車は全高1945㎜)
  • ホイールベース:3000㎜
  • パワートレーン:2.4L直列4気筒ターボハイブリッドシステム[eAxle]
  • タイヤサイズ:17/19インチ
  • 車両重量:2460㎏

 

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