関東で人気の温泉スポットとして、国内外から多くの人々を魅了している箱根エリア。風情あふれる温泉宿以外にも、芦ノ湖や美術館、寺社仏閣など、観光スポットが豊富です。今回は、箱根から小田原にかけて、アートや歴史に触れ、絶景をめぐる大人のドライブを紹介します。
※ 掲載記事に関して
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、紹介する施設によっては営業時間の変更や休業、イベントの延期・中止が生じる場合があります。また、情報は記事掲載時点のものです。お出かけの際は、事前にHPなどで詳細をご確認ください。
①箱根ラリック美術館
↓
②箱根関所
↓
③深生そば
↓
④アネスト岩田ターンパイク箱根
↓
⑤小田原文化財団 江之浦測候所
緑に囲まれた空間で”美”を堪能「箱根ラリック美術館」
フランスを代表するジュエリー作家、ガラス工芸家のルネ・ラリックの作品が収蔵されている美術館。ジュエリーをはじめ、香水瓶や花器などのガラス作品が1500点もコレクションされており、そのうち常時約230点もの作品が展示されています。繊細かつ大胆な作品の美しさには必ず圧倒されるはず。また、ラリックが内装を手掛けたというオリエント急行の中では、優雅なティータイムが楽しめます。豊かな自然の中に佇む美術館で、ラリックの世界に浸ってみませんか。
■住所：神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186-1
■URL：https://www.lalique-museum.com/
歴史情緒たっぷり！高度に復元された「箱根関所」
芦ノ湖の湖畔に設置された、江⼾時代の交通事情を教えてくれる重要な復元施設「箱根関所」。2007 年に江⼾時代の技術や道具を⽤いて高度に復元され、その堂々とした佇まいが独特な雰囲気を醸し出しています。当時、旅⼈たちに厳しい改めを⾏った⼤番所をはじめ、関所の役⼈たちの⽣活が伺える上番休息所や⾜軽番所、そして関所破りの下手人などを拘留した獄屋など、様々な視点から江⼾時代の様⼦を感じとることができます。
■住所：神奈川県足柄下郡箱根町箱根1
■TEL：0460-83-6635
こだわりの手打ちそばに舌鼓「深生そば」
箱根の名物グルメといえば、箱根の名水で作られる「そば」が有名。箱根全域に名店が多く点在していますが、中でも芦ノ湖畔に佇む「深生そば」がオススメ。厳選された素材を使い、そば粉本来の風味を生かすために丹精込めて仕上げる手打ちそばが人気です。夏は桜おろしそば、冬は自然薯そばなど、季節のおすすめメニューも楽しみの一つ。また、毎年10月1日には名産のワカサギの刺網漁が解禁になり、お店では朝獲れのワカサギをフライで味わうことができます。芦ノ湖の景色を眺めながら美味しい手打ちそばをご堪能ください。
■住所：神奈川県足柄下郡箱根町元箱根6-17
■TEL：0460-83-6618
■URL：https://shinshou-soba.com/
絶景ドライブを満喫する「アネスト岩田ターンパイク箱根」
首都圏から伊豆・箱根を結ぶ観光有料道路で、車やバイクのドライバーの間でも人気のドライブスポット。周囲は豊かな自然に囲まれており、景色を眺めながらの爽快なドライブが楽しめます。また、美しい景観を一望する展望スポットがいくつか点在しており、中でも有名なのが標高約1000mに位置する大観山展望台。芦ノ湖や富士山、箱根の山々の絵に描いたような絶景をたっぷりと堪能できます。桜や新緑、紅葉など、四季折々で変わる景色を満喫してみては。
■住所：神奈川県足柄下郡箱根町
■TEL：0465-23-0381
アートの起源に思いを馳せる「小田原文化財団 江之浦測候所」
類稀なる景観を保持し、四季折々の変化を肌で感じることができる小田原市片浦地区に建つ「江之浦測候所」。人類とアートの起源に立ち返り、国内外への文化芸術の発信地になる場として、現代美術作家・杉本博司氏が設計した壮大な屋外アート施設です。同施設は、ギャラリー棟、石舞台、光学硝子舞台、茶室などで構成されており、日本の伝統工法の特徴が取り入れられています。100mにも及ぶギャラリー棟では、杉本氏の作品が展示されており、野外の舞台では、様々なプログラムが楽しめます。
ご見学は日時指定の予約・入れ替え制となっており、ご見学日の2日前までに予約が必要です。
小田原文化財団公式ウェブサイトの「チケット購入」よりお申込みください。
住所：神奈川県小田原市江之浦362番地1
URL：www.odawara-af.com
※本記事は、おでかけ情報ウェブマガジン「Drive!NIPPON」からの転載です。
