ヤナセ(吉田多孝社長※)と九州電力(池辺和弘社長)は6月20日、電気自動車(EV)の普及促進に向け、両社が共同でEVの提案や情報発信に取り組む業務提携契約を締結した。
EV普及を阻む要因の一つが、集合住宅の充電設備の整備が遅れていること。そのため、両社では集合住宅に住む顧客へEVの提案や情報発信を行い、安心してEVを利用できる環境を構築すると共に、快適なEVライフをサポートしていく。
九州電力は、2022年度より首都圏及び福岡市で集合住宅向けEV充電サービス「PRiEV(プライブ)」を開始し、集合住宅でも戸建て住宅同様、個人専用のEV充電を実現し「探さない」「待たない」「遠慮しない」EV充電環境を提供している。
今回、PRiEV導入済・導入予定の住宅において、ヤナセと連携したEV紹介などを通して集合住宅でのEVの普及拡大に取り組む。また、両社ではこの取り組みを通じてEVライフをサポートすることで、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していく。
※「吉」の字はかんむりが「土」