一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(Toyota Mobility Foundation、以下「TMF」)は5月11日、プロドライバーによる安全運転レッスンを通じて交通事故防止に貢献する、NPO法人グッドドライバー・レッスン(札幌市、以下「GDL」)の活動の持続的な拡大に向けての支援開始を発表した。
2019年に設立されたGDLは、2022年にはラリー競技と併催して全国で9回のレッスンを実施。体験型のレッスンは、参加者が自身のドライビング技術や身体の状態を把握し、車の安全技術について学べる構成が、特に高齢ドライバーから好評を得ているという。
本年は、ラリー競技との併催ではない形で、令和5年春の全国交通安全運動(5月11日~20日)に合わせて開催頻度を高めて実施するほか、一部の開催では午前・午後の2部制とした。
【レッスン開催概要】
- 兵庫県三木市 : 5月11日
- 広島県安芸高田市 : 5月13日
- 佐賀県唐津市 : 5月16日
また今後は、GDLが主催する形態から、地元住民が自立して運営する仕組みへ移行することを目指し、各地の自動車販売店や関連メーカーなどが主体となって地元の行政・警察と実行組織を立ち上げ、運営費用の削減を図り、持続可能な活動へ向けた改善を継続していくとし、TMFではGLDの仕組みづくりを支援するためそのノウハウを活用するとしている。