BMW「X5」一部改良、Mハイパフォーマンスモデル初の48Vマイルドハイブリッドシステム搭載

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BMW日本法人は4月3日、「X5」を一部改良し、全国のBMW正規ディーラーを通じて発売した。価格(消費税込)は1,260万円~1,972万円。なお、納車は本年7月からを予定している。

「X5」は、優れたオフロード性能と、路面での高いパフォーマンスを融合した「スポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)」の先駆的モデルとして、1999年に初代モデルが誕生。新型「X5」は、2019年に登場の第4世代モデルをベースに、エクステリアおよびインテリアデザインをよりモダンなデザインに刷新したほか、BMWらしい走行性へのこだわりと、高い実用性を兼ね備えたモデルに進化した。

【48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載】

「X5 xDrive 50e」では、最高出力313PS(230kW)/5,000rpm、最大トルク450Nm/1,750-4,700rpmを発揮する3.0リッター直列6気筒ガソリンエンジンと、最高出力197PS(145kW)、最大トルク280Nmを発揮するモーターを搭載し、システムトータルで最高出力489PS(360kW)、システムトータル最大トルク700Nmを実現。電気モーターのみでは最高速度時速140 kmまで走行可能で、一充電あたりの航続距離は約100kmを達成し、容量29.5kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載している。

「X5 M60i xDrive」には、4.4リッター V型8気筒BMWツインパワーターボガソリンエンジンに、ダイナミックな走りを実現する8速ステップトロニックスポーツトランスミッション、48Vマイルドハイブリッドシステムが組み合わされ、システムトータル最高出力530PS(390kW)、システムトータル最大トルク750Nmを発揮。

Mハイパフォーマンスモデル「X5 M Competition」は、4.4リッター V型8気筒BMW Mツインパワーターボガソリンエンジンに、ダイナミックな走りを実現する8速Mステップトロニックトランスミッション、48Vマイルドハイブリッドシステムが組み合わされ、システムトータル最高出力625PS(460kW)、システムトータル最大トルク750Nmを発揮する。

また、「X5 xDrive 50e」及び「X5 M60i xDrive」には「オートマチックセルフレベリングコントロール付きアダプティブ2アクスルエアサスペンション」を標準装備。「X5 M」には「アダプティブMサスペンションプロフェッショナル」が装備され、それぞれのモデルの特性に応じた、快適で安全なハンドリングを実現しているほか、「X5 M60i xDrive」には、卓越性とハンドリング快適性を高める電動パワーステアリング「インテグレイテッドアクティブステアリング」を標準装備とすることで、走行快適性と長距離ドライブの快適性を実現している。

よりモダンに刷新されたエクステリアとインテリア

エクステリアデザインは、圧倒的な存在感、ダイナミズム、威風堂々たる佇まいに加え、スポーティさを強調。フロントデザインの象徴の1つであるヘッドライトは、矢印型デイライト機能を有したLEDヘッドライトをBMWモデルとして初採用したほか、フロントバンパーは大型化し、プラグインハイブリッドモデルにおいては、暗闇で光を放ち存在感を増すアイコニックグローキドニーグリルを採用。

リヤデザインは、横方向に伸びるスリムかつ大胆にデザインされたX字型LEDコンビネーションライトにより、力強さとXモデルであることを表現している。

 

 

インテリアにおいては、12.3インチのメーターパネルと、14.9インチのコントロールディスプレイを一体化させ、運転席側に湾曲させた最新のカーブドディスプレイを搭載し、優れた視認性と高い操作性を実現。BMW特有のiDriveコントローラー回りをすっきりとさせる事で、運転席まわりの空間を広くし、モダンな印象を演出している。

 

 

【PHEV・Mモデル2車種をラインアップ】

PHEVモデル「X5 xDrive 50e」、サーキットでの本格的な走行を可能とするため開発されたMハイパフォーマンスモデル「X5 M Competition」、サーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンスモデル「X5 M60i xDrive」の3モデルを設定。

【ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載】

BMW社が初めて国土交通省からの認可を取得した、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能なドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」、安全機能・運転支援システム「ドライビングアシストプロフェッショナル」などの最先端の運転支援システムや、最新世代のコネクティビティを搭載しているほか、Apple CarPlayへの対応、BMWデジタルキープラスの標準装備など利便性を大幅に向上した。

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