アウディは3月16日（独現地時間）、市販モデルに近いQ6 e-tronプロトタイプをヨーロッパの北極圏でテストを行っていると発表した。
Q6 e-tronシリーズは、新しいプレミアムプラットフォームエレクトリック（PPE）を採用する初のモデル。同社では、800Vの主電源システム、パワフルで効率的な電気モーター、革新的なバッテリーと充電管理システム、新開発の電子アーキテクチャーを装備したQ6 e-tronプロトタイプを、アウディの電動化とデジタル化における次の大きなステップを体現するモデルとして挙げている。
アウディは、2025年までに20車種以上の新型車を市場に投入、そのうちの10車種以上は電気自動車を予定している。今後発表されるQ6 e-tronモデルシリーズは、インゴルシュタット本社工場で生産される初めてのEVとなり、独自のバッテリー組み立て施設は、eモビリティへの移行を推進する、アウディの取り組みにおける重要な拠点になると述べている。
