トヨタモビリティ東京が三鷹消防署と災害時の給電車両貸与協定を締結

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トヨタモビリティ東京(佐藤康彦社長)は3月9日、東京消防庁三鷹消防署(久保田広一署長)と「災害時における給電車両貸与に関する協定」を締結した。同社が消防署と同協定を締結するのは西東京消防署に続いて2例目。

この協定は、大規模災害時の電力不足に対し、給電車両貸与することで消防署の災害時対応業務における電力確保に協力することを目的としている。

大規模災害により三鷹市内で停電が発生、もしくはその可能性がある場合に、三鷹市内の5店舗(三鷹通り店、三鷹野崎北店、武蔵野東八店、三鷹野崎南店、U-Car三鷹店)が保有する試乗車から、給電機能付き車両を無償で貸与する。一方、平時には、地域の防災訓練や地域イベントなどに協力する、といった内容になっている。

協定締結式で三鷹消防署・久保田署長は「消防の使命は東京都民、三鷹市民の暮しを守る事。災害時に給電車両を使えることになれば、ライフラインの電源確保として心強い。万が一の時にはこの協定をもとに、密接な連携を図りたい」と語った。

締結式の後、電動車による給電が署員に披露された

同社は今後も、給電車両を活用し、環境に優しく災害に強い持続可能なまちづくりに協力することで、SDGs達成に貢献していく。

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