スバルは3月8日、同社が米国で販売している2023年モデルが、米国IIHS(米国道路安全保険協会)によって行われた2023年安全性評価において、3つの「トップセイフティピックプラス(TSP+)」と2つの「トップセイフティピック(TSP)」の、計5つの賞を獲得したと発表した。
IIHSは、2023年評価よりTSPおよびTSP+の評価基準を厳格化し、側面衝突試験、歩行者前面衝突予防性能試験、ヘッドライト性能試験において新基準を採用。最も大きな変化点として、2021年から導入している新側面衝突試験における側面衝突時に発生するエネルギーが従来試験から82%増加している。TSPを獲得するには、新試験において「Good」もしくは「Acceptable」の獲得、TSP+を獲得するには「Good」の獲得が求められる。
また他にもTSP+獲得基準として、新たに夜間の歩行者前面衝突予防性能試験が設定された。新基準では、歩行者前面衝突予防性能試験で日中および夜間の両条件において、「Advanced」もしくは「Superior」の獲得が求められ、TSPを獲得するには、日中条件のみにおいて「Advanced」もしくは「Superior」の獲得が求められる。
【2023 トップセイフティピックプラス(TSP+)獲得車種(米国仕様車)】
- アセント:6年連続のTSP+獲得*2
- アウトバック:15年連続のTSP以上獲得*2
- ソルテラ(2022年11月以降生産車):TSP+初獲得
【2023 トップセイフティピック(TSP)獲得車種(米国仕様車)】
- レガシィ:18年連続のTSP以上獲得*2
- フォレスター:17年連続のTSP以上獲得*