三菱自動車とKaluza（カルーザ） Ltd.（本社：英国ロンドン市、以下「Kaluza」）は2月22日、電動車のコネクティッド技術を活用した国内初となるスマート充電サービスの開発に向けた協業を開始すると発表した。
同サービスは、スマートフォンのアプリから希望の充電スケジュールをあらかじめ設定し、車の使用開始時間までに最適なタイミングで充電をすることにより、充電コストの低減とCO2排出量の削減に貢献するほか、アプリ上で充電コストの節約状況を簡単に確認できる。また、三菱自動車のコネクティッド技術を通して、Kaluzaのプラットフォームから車両に対して直接、充電の制御が可能となるため、通信機能が付いた充電設備（スマート充電設備）等が不要となる。
Kaluzaは、英国第3位のエネルギー小売事業者であるOVO Energyをはじめ、大手自動車会社やエネルギー会社と提携して事業を展開しており、同社が提供するプラットフォームでは、AIを活用し、電気自動車をはじめとする様々な分散型エネルギーの最適な制御を通じて、エネルギーコスト低減と、再生可能エネルギーの普及拡大や送配電網の混雑緩和を両立している。
