トムスは2月14日、TOM’S F3ドライバー出身で、現FIA世界ラリー選手権(以下「WRC」)ドライバー 勝田貴元選手がプロデュースする「GRカローラ Type TK」を発表した。
勝田選手は2023シーズンよりTOYOTA GAZOO Racingのファクトリーチームへ昇格し、WRCにフル参戦している唯一の日本人ドライバー。コラボレーションモデルの第1弾「GRヤリス Type TK」が世界的に好評だったことを受けて、今回の第2弾のコラボレーションモデル「GRカローラ Type TK」が開発された。
「GRカローラ Type TK」は、WRCマシンのスタイリングをGRカローラに重ね合わせたい、という勝田選手のこだわりと、WRCドライバーとしての熱い想いを、レース事業やパーツ開発で培われてきたトムスの高い技術力を用いて具現化した、機能的でアグレッシブなデザインを持つ新型モデル。
エンジンやブレーキなどの冷却効率向上を狙い開口部を拡大した専用のフロントバンパーを採用し、大型カナードとサイドフィンを追加したことにより、ラリーでの様々な路面状況での安定した操縦性を実現。さらに、5本出しマフラー「トムスバレル」を装備し、トムスバレル専用のリアディフューザーと相まって、排気効率が大幅に向上している。
他にも、全体のバランスを図り、サイドディフューザー、リヤルーフウイングも開発中だとしている。発売日は2023年秋頃を予定しており、先行予約は3月1日より受付を開始する。 なお、同カスタマイズパーツの売上の一部は、第1弾に引き続いて、勝田貴元選手の活動に充てられる。