アウディ ジャパンは2月3日、日本国内のディーラー初となるカーボンニュートラル店舗である「Audi浜松」(運営:サーラカーズジャパン株式会社)において、将来の持続可能な店舗運営について議論する「Audi Sustainable Future Meeting」を1月27日に実施したと発表した。
同ミーティングは、昨年来アウディが取り組む持続可能な社会に向けて業界の垣根を越えて対話を行う「Audi Sustainable Future Tour」の一環で、同社が電気自動車e-tronを導入し、環境に貢献するのみならず、同社のブランドビジョンである「Future is an attitude」を通じて、CO2の排出削減や地球温暖化など持続可能な社会の実現の重要性について、一人ひとりが考えるきっかけを作って行くことを目的としている。
サーラカーズは、店舗など自社施設のカーボンニュートラル化を進めており、2023年1月5日より同社が運営するAudi浜松にて実質的にCO2排出量ゼロの電気・ガスを使用した、日本国内の自動車ディーラー初となるカーボンニュートラル店舗の運営を開始。店舗屋上には、容量150kW、年間173千kWhを発電するソーラーパネルを設置し、発電した電力を購入・自家消費を実施。発電電力が不足する場合は、同社のグループ会社の提供するCO2フリー電力を購入し使用する。
「Audi Sustainable Future Meeting」において、アウディ ジャパンブランドディレクターのマティアス シェーパース氏は「CO2排出を抑えるという企業としての使命がある一方で走ることを楽しむというモビリティに対する考えは変えるべきではありません。それらを叶える唯一のソリューションはEVであり、その普及のために必要な急速充電ネットワークの拡充が急務です。今回のAudi浜松については、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組むサーラカーズの企業理念に感銘を受けると共に、自動車ディーラーとして日本初となるカーボンニュートラル店舗がアウディのディーラーで実現したことを嬉しく思います。引き続きディーラーの皆さまと連携し持続可能な社会の実現を目指していきたい」と語った。