日産は1月24日、自動車アセスメント(JNCAP)の「衝突安全性能」と「予防安全性能」等を統合して評価する総合評価「自動車安全性能2022」において、「サクラ」が最高評価「ファイブスター賞」を獲得したと発表した。同社の「ファイブスター賞」獲得は、「デイズ」「ルークス」に続いて、軽自動車として3車種目となる。
自動車アセスメント(JNCAP)は、国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)により、自動車の安全性能を評価・公表するもので、最高評価「ファイブスター賞」では、「衝突安全性能評価」と「予防安全性能評価」の両評価で最高ランクを獲得、且つ「事故自動緊急通報装置」を備えた車両にのみ与えられる賞。
「サクラ」は今回、「自動車安全性能2022」において、「高強度安全ボディ(ゾーンボディ)+歩行者傷害軽減ボディ」と「7つのエアバッグ」による普通乗用車にも匹敵する衝突安全性能に加え、検知対象を人が乗車している自転車にも拡大した「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」などの先進安全装備で構成される「360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)」の採用により、最高評価「ファイブスター賞」を獲得。さらに、電気自動車「リーフ」の開発で培った技術を「サクラ」に投入することで「衝突後の感電保護性能評価」もクリアした。