ダイハツ、インドネシアの工場を持続可能な社会への貢献に向けリニューアル

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ダイハツは10月7日、インドネシアの現地法人であるアストラ・ダイハツ・モーター(以下「ADM」)が、持続可能で環境にやさしい工場を目指し、スンター車両工場(ジャカルタ市内)の第1ラインをリニューアルし、2024年の稼働を目指すと発表した。

スンター車両工場第1ラインは設立から27年が経過しており、SDGsの実現に向けた将来的な改修に対して敷地面積が不足するなどの困難が予想されることから、ADMはカラワン車両工場(西ジャワ州)第1ラインの隣接地に新たに第2ラインとして設立することを決定。新工場は、ダイハツのモノづくりの基本的な考え方である「SSC(シンプル・スリム・コンパクト)」の考え方に基づき、安全性や快適に働く環境にこだわり、高い生産性と高品質の両立に加え、インドネシアにおけるカーボンニュートラル目標に向けた優れた環境性能を有する工場を目指すとしている。

新工場においては、生産性を向上させ、高品質な製品をお求めやすい価格で提供することを目指し、スポット溶接の自動化拡大や塗装効率の向上、人間工学に基づいた組立工程、スムーズな物流といった優れた最新の生産技術を採用。さらに、カーボンニュートラルに向け、工場の屋根には2,100kW分の太陽光パネル約3,600枚を設置するなど、年間で約20%のCO2排出量低減を目標としている。

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