横浜ゴムの従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」は9月29日、社会福祉法人「神奈川県総合リハビリテーション事業団」が設置した「かながわ筋電義手(きんでんぎしゅ)バンク」の活動支援金を寄付したと発表した。また、横浜ゴムはマッチングギフトとして支援金と同額の寄付を実施。支援合計金額は100万円としている。
「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立。また、同基金では2017年、2020年に「兵庫県立福祉のまちづくり研究所」が設置する「小児筋電義手バンク」に支援金を寄付するなど筋電義手の普及活動を継続的に支援している。
「かながわ筋電義手バンク」は、筋電義手を必要とする人々への支援の一環として障がい者の社会参加に向け総合的なリハビリテーションサービスを提供する「神奈川県総合リハビリテーション事業団」が設置。今回の支援金は、リハビリテーション施設で訓練用筋電義手を用意し、神奈川県および東日本地区における筋電義手の普及活動に使用するとしている。