レクサスは7月28日、「ES」を一部改良するとともに、特別仕様車“Graceful Escort”を設定し、全国のレクサス店を通じて発売した。価格(消費税込)は、ES:602万円~718万円、特別仕様車“Graceful Escort”:728万円。
【一部改良で予防安全技術やマルチメディアなどの先進技術を進化】
車両を上から見たような映像をセンターディスプレイへ表示するパノラミックビューモニターに、撮影した路面の映像を車両直下に合成表示することで車両下方の路面状況、タイヤ位置などの把握を補助する床下透過表示機能を追加。
【マルチメディアシステムとコネクティッドサービスを刷新し利便性向上】
直感的な使いやすさを追求した最新のマルチメディアシステムを搭載したほか、クラウド上の地図情報を活用して交通情報や駐車場の空き情報をリアルタイムで取得するコネクティッドナビに加えて、従来の車載ナビとコネクティッドナビを組み合わせたハイブリッド型のナビゲーションを採用。
また、最新の音声認識機能ではステアリングのトークスイッチ操作による起動に加え、ディスプレイのマイクアイコン操作や音声による起動を可能とした。さらに、Apple CarPlay、Android Autoを設定し、Apple CarPlayでは従来のUSB接続に加え、Wi-Fiによる無線接続にも対応した。
ほかにも、Webブラウザー機能を設定したほか、スマートフォンでクルマの燃料残量や走行距離の確認が可能「My LEXUS」、リモートエアコンなどのサービス、DCMによる無線通信でソフトウェアの更新が可能となるOTAソフトウェアアップデート機能を採用している。
【インテリアレイアウトを変更し、操作性を向上】
インストルメントパネル、およびコンソール周辺の形状やスイッチレイアウトを最適化し、カップホルダーやおくだけ充電の使い勝手などの利便性を向上した。
【特別仕様車“Graceful Escort”を設定】
ES300h“version L”をベースとし、インテリアでは、専用シートカラーとしてクリムゾン&ブラックを設定したほか、本革シートやインストルメントパネルにクリムゾンステッチをあしらい、ステアリングには墨ブラックを採用するなど、ラグジュアリー感を演出。エクステリアでは、特別仕様車専用の塗装を施したスピンドルグリル、アルミホイールを採用し、落ち着いたスタイルとした。