いすゞ自動車、「大型LNGトラックの量産車開発」で物流環境大賞「日本物流記者会賞」を受賞

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いすゞ自動車は6月7日、「大型LNG(液化天然ガス)トラックの量産車開発」による環境負荷低減への取り組みが評価され、一般社団法人日本物流団体連合会が主催する第23回物流環境大賞において「日本物流記者会賞」を受賞したと発表した。

LNGを燃料とする、国内商用車メーカー初の量産型大型トラックの「ギガLNG車」は、ディーゼル車と比較して、都市間輸送時のCO2排出量を約10%削減。また、液化燃料であるLNGは、ディーゼル車とほぼ同等の時間で充填が可能なほか、燃料の搭載効率も良いことから、1充填あたり1,000km超の航続距離を実現している。

同社は、これまで約30年にわたって、エネルギーセキュリティおよび環境負荷低減の観点から、天然ガス自動車の開発と普及促進に取り組んでおり、LNGの優れた環境性能と、これまでと同等の使い勝手を有する「ギガLNG車」を、カーボンニュートラル社会への移行期における選択肢の一つと考えていると述べている。今回の受賞は、同社の取り組みにより、環境負荷の低減へ貢献したことが評価されたとしている。

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