ホンダは6月1日、今回で20周年を迎える次世代育成プログラム「子どもアイディアコンテスト」の応募受付を開始した。
「未来を創る子どもたちの『夢』と『創造力』を育みたい」という想いから2002年に開始した同コンテストは、小学生を対象に、子どもならではの発想から生まれる「こんなモノがあったらいいな」というアイディアを、自らの言葉や絵、立体作品で表現し、それを周囲にわかりやすく伝える努力を通じて、「夢を持つこと」「挑戦すること」「創造すること」の大切さや楽しさを応募や審査の過程で体験してもらい、子どもたちの社会的な成長の一助になることを目指すとしている。
また、教育関連の有識者からは、将来の予測が困難な時代に必要とされる、「思考力」「判断力」「表現力」など総合的な力の育成に役立つことが期待されているほか、時代にあわせて活動の進化を図るべく、文部科学省の「GIGAスクール構想」を踏まえ、一部の小学校の協力のもと、1人1台端末の活用で児童のさらなるアイディアの創出や深化に繋げるといった試験的取り組みも行っている。
昨年は同コンテストに国内で約1万2千件の応募があり、累計応募数は約7万5千件となったほか、海外でも2005年からタイ、2008年からベトナムにて開催されており、これまでグローバルで約430万件ものアイディアが誕生している。
【第20回「子どもアイディアコンテスト」概要】
- テーマ:「未来」未来に“あったらいいな”と思うモノのアイディアを考え、絵に描いて応募
- 応募期間:2022年6月1日(水)~9月10日(土)当日消印有効
- 応募資格:全国の小学生<低学年の部/1・2・3年生、高学年の部/4・5・6年生> ※1人でもグループでも参加可
- 応募方法:専用の応募リーフレットまたは画用紙などにアイディアのイメージ画と必要事項を記入の上、事務局へ郵送
- 最終審査会:1次審査通過者を対象に、2022年12月10日(土)にHondaウエルカムプラザ青山にて開催予定。審査員として、脳科学者の茂木健一郎氏(審査員長)、カーライフジャーナリストのまるも亜希子氏、ホンダ取締役会長の倉石誠司氏などが参加予定。
- 子どもアイディアコンテスト公式ウェブサイト:https://www.honda.co.jp/philanthropy/ideacontest/index.html