【Van Revo(バンレボ)】新型Resa(リーサ)デビュー! コンセプトは二人乗り/二人就寝

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これまで数々の4ナンバーキャンパーを手がけてきたバンテック新潟は、ジャパンキャンピングカーショー2022でニューモデル「Resa(リーサ)」を発表した。リーサは日産・NV200バネットをベースに、二人乗り/二人就寝というこれまでの同社モデルにはない新しいコンセプトのモデルだ。

前席から後方をくつろぎのスペースに

乗車用のシートは運転席と助手席のみ。前席からの後方の広いスペースは、全てくつろぎ空間にあてられている。一見すると、シンプル装備なモデルと受け取られがちだが電装関係は充実している。

サブバッテリー(105Ah、ディープサイクル)をはじめ走行充電システム、DC12Vソケット&USBポート、2000Wインバーター、AC100Vコンセント&AC外部入力&専用ケーブル等を標準装備。また“室温管理”では、ボディの断熱加工やフルトリム加工、FFヒーター&タイマーコントローラー、遮光カーテンを標準装備し、車中泊に必要な装備はちゃんと揃っている。

室内は向かって右側に横向きのベンチのようなロングシートを、左側にシンクを組み込んだキャビネットをレイアウト。キャビネット側面の折りたたみ式のテーブルを広げれば、ちょっとしたダイネットになる。

フォールディング式のテーブルを展開したころ

ベッドメイクは非常に簡単で、通路部分に付属のマットを敷き詰めるだけ。1.8m×1.12mのスペースが出現。ベッドを展開しても、収納スペースが多く確保されているもの特徴だ。ベッドを展開したままで、スライドドアを開けるとちょうど小上がりのような空間になり、ベッドに腰を掛けて靴を脱いだり、履き替えたりもできる。楽な姿勢で靴の脱ぎ履きができるのは、シニア世代にはありがたい。

シート下の収納スペースはスライドドアからもアクセスできる

4ナンバーでも乗車定員が3名以下なので、自動車税は年間8000円。自家用軽自動車(1万800円)より安い。ランニングコストでは大きなアドバンテージだ。二人乗りなので、夫婦二人(ペットも一緒)のクルマ旅でもいいし、釣りや写真撮影、天体観測等、趣味を楽しむ相棒でもいい。あるいは、軽キャンパーに不足を感じている方もお薦めのモデルといえる。

●Resa誕生特別記念車も設定

オプション設定の装備品を標準装備した、リーサ誕生特別記念車も設定されている。前述の標準装備に加え追加されるのは、ツインサブバッテリー(105Ah×2)&充電器変更、フロント席フロアマット(Van Revoオリジナル)、7インチナビゲーション、ドライブレコーダー(前後カメラ/ナビ連動タイプ)、バックアイカメラ、ETCといったアイテム。快適性・利便性を高める装備が加わり、充実した仕様となっている。

【車両概要】

    • ベース車両:日産・NV200バネット
    • 乗車定員/就寝人数:2名/2名
    • 登録ナンバー:4
    • 全長×全幅×全高:4410㎜×1695㎜×1855㎜(2WD)
    • 価格(税込):396万円(誕生特別記念車は423万5000円)
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