横浜ゴムの平塚製造所は2月3日、経済産業省関東経済産業局より「令和3年度エネルギー管理優良事業者等関東経済産業局長表彰」を受賞したと発表した。同賞を平塚製造所が受賞するのは初となる。
同賞では、関東経済産業局が毎年2月の「省エネルギー月間」に合わせて、省エネルギーの一層の普及促進を図るために、省エネルギーへの貢献が顕著であった優良事業者などを表彰する。
平塚製造所は全社の地球温暖化対策委員会の下に組織された分科会が中心となって高レベルな省エネ活動を計画的に実施しており、省エネ法のクラス分け評価制度において最高クラスの「S」にランクされている。2016年4月から2021年3月までの5年間では、ボイラシステムなど設備における高度な改善活動により、エネルギー消費原単位を毎年1%以上削減し、5年間平均で2.5%削減。同時に温室効果ガス排出量や水使用量の削減、自動化による省力化なども実現しているほか、社外に向けた啓発・普及活動にも積極的に取り組み、参加型環境イベント「Think Eco ひらつか」をはじめ、省エネセミナーや設備見学会などを多数実施。今回の受賞では上記実績が高く評価されたとしている。