三菱ふそうトラック・バス(以下「MFTBC」)は12月21日、千葉県立市原高等技術専門校(千葉県市原市、以下「ちばテク市原校」)自動車整備科に、大型トラック用のエンジンを寄贈したと発表した。
寄贈したエンジンは、ふそうの大型トラック「スーパーグレート」向け「6R20」1基で、MFTBCでの実験用に使用していたもので、今後、ちばテク市原校の普段の授業で活用するとしている。
自動車系の専門学校では、実習で使用される機器類は乗用車のものがほとんどで、学生はトラックなど大型車の機材に触れる機会は少なくなっている。MFTBCは、自動車整備士を志す若者の減少が続く中、今回寄贈したエンジンを活用することで、ちばテク市原校の学生にとって、商用車にも目を向けるきっかけとなることを期待していると述べている。