トヨタモビリティ東京(関島誠一社長)は12月15日、公益財団法人日産厚生会玉川病院(世田谷区瀬田、和田義明院長)と災害時における給電車両貸与に関する協定を締結した。同社が病院と給電車両貸与の協定を締結するのは初めて。
この協定は、大規模災害時の電力不足に際し給電車両を貸与することで、医療・災害対応業務の電力確保を目的としている。停電が発生、もしくはその可能性がある場合、玉川病院の最寄りの同社瀬田店にある試乗車・社用車の給電機能付き車両1台が無償で貸与される。
協定締結式で玉川病院・和田院長は「今回の協定締結にとても感謝している。医療従事者のPHSや入院患者の携帯電話、給湯器などの電力確保に期待している」と語った。
同社では、行政や災害時地域医療の基幹となる病院等と連携し、給電車両を活用して災害に強い持続可能なまちづくりを推進し、SDGs達成に貢献していく。
※メイン写真は、協定書を手にする同社トヨタ第4 エリア統括部・丸山部長(左)と、玉川病院・和田院長