アストラーレCC1の外観

【VANTECH】快適で安全なクルマ旅を約束するキャブコンシリーズ(3) ASTRARE CC1

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スライドドア採用、フル装備のコンパクトキャブコン

日産・NV350キャラバンのDXをベースにしたキャブコン「ASTRARE CC1(アストラーレCC1)」が、バンテックの新ラインとして今年登場した。モデル名の由来はイタリア語のASTRA(星)とMARE(海)を掛け合わせた造語で、製造は秋田に工場を持つ「ファーストカスタム」が担っている。

同モデルの特徴は、昨今ニーズが高まっている電気の供給を強化した、200w/hのリチウムイオンサブバッテリーとソーラーパネルを搭載。加えて、車中泊に必要な装備類をおおよそ標準で搭載したオールインワンモデルであることだ。

外観も空力理論に基づいた、バンク部を低く抑えたシャープかつコンパクトなデザインを採用。発売後は問い合わせも多く、今年注目の新型キャブコンと言える一台だ。

 

エントランスはスライドドアを採用

サイズは、全長4960mm×全幅2060mm×全高2740mmで、コルドシリーズより少し幅広で、車高は200mmほど低い。エントランスはサイド中央に取り付けられており、キャブコンでは珍しいオートクロージャー機能付きのスライドドアが採用されている。スライドドアは、パーキングに駐車の際、隣のクルマとのスペースが狭い場合でも気を使うことなくドアの開閉ができるため、何かと便利。加えて、リヤラゲージスペースも上部に迫り上がるオートクロージャータイプのドアになっており、普通乗用車に近い感覚で荷物の出し入れができる。

アストラーレCC1のリビング

室内に入るとリビングとキッチン、リヤには常設ベッドとマルチルームを配置

使い勝手を重視したオーソドックスなレイアウト

室内は、リヤに常設ベッドとマルチルームを備えたタイプで、中央のリビングスペースにはシャワーヘッド式の機能的なキッチンを配置。オーソドックスで使い勝手の良いレイアウトを採用している。

アストラーレCC1の機能的なキッチン

キッチン下は収納庫ではなく、大型のゴミ箱が2つ設置されている

キッチンに装備されている電子レンジ

キッチンには電子レンジも装備されている

バンク部は収納スペースとなっている他、スピーカーやリモコンの受信ユニットを配置。リビングルームはベッドスペースとしても展開が可能で、リヤの常設2段ベッドと合わせて、3名の就寝が可能となっている。

リビングシートのベッド展開

リビングのシートはフルフラット展開が可能

もちろんベース車両のNV350キャラバンには、前方の車両や歩行者との衝突回避をサポートする「インテリジェント・エマーシングブレーキ」を搭載。取り回しの良さに加え、安全面でも普通乗用車と変わらない安心感をもたらしてくれる。

 


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