パーク24は、8月9日「駐車場(パーク)の日」を前に、路上駐車防止の啓発活動の一環として、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に、「路上駐車」に関する意識調査を実施し、その結果を公表した。
なおパーク24グループでは、「1年のうち、たった1日でもいいから路上駐車が引起こす様々な社会問題について考えてほしい」という願いを込め、1998年に8月9日を「駐車場(パーク)の日」として記念日登録している。
【調査概要】
- 調査対象:タイムズクラブ会員(2020年2月15日以降に入会し、直近でパーク24グループのサービスを利用した人) ※対象サービス:時間貸駐車場・予約制駐車場・カーシェア・レンタカー
- 調査方法:非公開型インターネットアンケート
- 調査期間:2021年2月15日~2021年2月21日
- 有効回答者数:6,816名 ※調査結果は、四捨五入による端数処理のため、構成比が100%にならない場合がある。
【路上駐車が原因で危険を感じた経験】
今回の意識調査では、90%が「路上駐車が原因で危ないと思ったことがある」と回答。アンケートを開始した2013年以降、毎回約9割となっており、傾向に変化はない。
【2年以内の路上駐車経験】
2年以内に路上駐車をした経験があるのは29%で、路上駐車に関する意識調査を開始した2013年と比較すると16ポイント減少。また、調査開始以来、初めて3割を下回った。
【路上駐車の理由】
路上駐車した理由については、「駐車場にとめるほどの時間ではなかったから」が53%で最多。「近くに駐車場がなかったから」30%、「駐車場が満車だった」3%となっており、約3人に1人は駐車場にとめたくてもとめられないことを理由に路上駐車をしていることがわかった。回答の傾向は過去に実施した結果と比較しても大きな変化はない。
今回のアンケートから、路上駐車の経験者比率は減少しているものの、路上駐車をする人の多くは「駐車場にとめるほどの時間ではない」と考えていることが分かった。また、約3人に1人は「近くに駐車場がなかった」または「駐車場が満車だった」と回答しており、とめたくてもとめられなかったため、路上駐車をしてしまった人も一定数いることが分かった。