三菱自動車は7月29日、本年4月より北米で発売した新型クロスオーバーSUV「アウトランダー」にプラグインハイブリッドEV（PHEV）モデルを新たに設定し、今冬に国内で発売すると発表した。
新型「アウトランダー」PHEVモデルは、新世代化したPHEVシステムを搭載し、モーター出力の向上とバッテリー容量の拡大により、より力強い走りと航続距離の延長を実現している。また、プラットフォームの一新とコンポーネントの一体化、レイアウトの最適化により3列7人乗りを実現した。
三菱自動車は1964年からの電動車の研究開発の成果として、「日常ではEV、遠出はハイブリッド」というコンセプトのもと開発した「アウトランダーPHEV」を2013年に発売し、世界60カ国以上で販売している。PHEVは環境負荷と充電設備などのインフラ依存が低く、三菱自動車は「環境ターゲット2030」においてPHEVを中心とした電動車により、2030年までに新車のCO2排出量を40％削減するという目標を掲げ、持続可能な社会の実現に貢献していくと述べている。
