フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、フラッグシップセダン「Arteon(アルテオン)」をマイナーチェンジし、さらにステーションワゴン「Arteon Shooting Brake(アルテオンシューティングブレーク)」を追加設定して、7月13日(火)より全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーを通じ発売した。なお、新型「Arteon/Arteon Shooting Brake」のグレード構成はともに 3 グレードを設定し、価格(消費税込)は567万9000円~644万6000円となる。
【スタイリッシュとダイナミックを両立したエクステリアデザイン】
今回のマイナーチェンジでは、フロント、リヤ周りのエクステリアデザインをリフレッシュした。長くワイドなボンネット、特徴的なラジエーターグリルを採用し、そこにLEDヘッドライトを直接組み込んでいる。クルマの全体的なデザインは、フロントエンドからリアに向かって伸びやかなラインを描いており、リアにはシャープなアンダーカット部分が設定され、視覚的に全高を抑える効果を発揮しつつ、ショルダーセクションに力強い印象をもたらしている。また、先代モデルと比較すると、LEDテールライトクラスターとVWバッジのデザインの見直しが行われた。
【高級感を演出するインテリア】
インテリアではダッシュパネル全体のデザインを改良。ダッシュパネルの最上部とドアトリムは新たに高級感溢れるレザレットでカバーされ、ステッチ装飾を施すことで上質かつ豪華なインテリアを演出している。グレードによってダッシュパネルの2層目において「Elegance」では新しいウッドパネルを、「R-Line」ではアルミニウムパネルを採用。最大30色のカラーを選択可能なアンビエントライトを全車標準装備している。また、エアコンディショナーディスプレイもデジタル化され、完全に新しいデザインへと進化した。
【アグレッシブなデザインのワゴンモデル「Arteon Shooting Brake」を追加設定】
ワゴンとしての機能性とスポーツカーを想起させるアグレッシブなデザインを兼ね備えた「Arteon Shooting Brake」を追加設定した。
【最新の運転支援システムを数多く全車標準装備】
同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”を全車標準装備とした。ドライバーがあらかじめ設定した車速内において、前走車との車間距離及び走行レーンの維持をサポートする。さらに“Harman Kardon”(ハーマン カードン)と協力して、専用のプレミアムサウンドシステムを開発し、オプション設定した。フロントとリヤで合計11のスピーカーで構成されたシステムは総出力700ワットの16チャンネルデジタルアンプが臨場感あふれるサウンドを実現する。また、インフォテイメントシステムには常時コネクティッドの新世代インフォテイメントシステムを採用。オンラインサービス“We Connect”と合わせることで、最新の渋滞情報などを入手できるほか、スマートフォンの専用アプリにて窓の閉め忘れや車両駐車位置などの車両情報を確認することが可能となっている。
【力強く伸びやかな加速を実現するパワートレイン】
パワートレインは、200kW(272PS)と350Nmを発揮する2.0TSI エンジンを採用。7 速DSGと4MOTION(フルタイム 4 輪駆動)との組み合わせにより、力強く伸びやかな加速を実現した。また、乗り心地の調整が可能なアダプティブシャシーコントロール“DCC”を全車標準装備としている。