キャンピングカー/トレーラーが一堂に会するイベント「東京キャンピングカーショー2021」が6月12日(土)と13日(日)に開催された。
昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で幕張メッセでの開催となったが、今回は2年ぶりに東京ビッグサイトで実施。各メーカーの主力モデルを一度に見て触れることができるイベントには、多種多様なキャンピングカーが約100台出展され、2日間を通して盛況を見せた。
都市部では依然として軽キャンパーや、トヨタ・ハイエース/日産・NV350キャラバンなどをベースにしたバンコンはエントリーモデルとしての注目度は高いことに加え、豪華装備のキャブコンや輸入モデルなどは、アップサイジングを目的にしたベテランユーザーの熱い視線を集めていた。
車両展示以外では、キャンピングカー関連商品・RVパーツ、キャンプ用品の展示即売、旅行情報コーナーも設置。さらに、このイベントはステージショーが充実していることも大きなポイント。今回はキャンピングカーアワードを受賞した山崎育三郎さんのトークショーやおもしろ昆虫ショーなど、子どもから大人まで楽しめるコンテンツが用意され、イベントステージも終始賑わいを見せていた。
キャンピングカーメーカー各社からは、今年4月の「ジャパンキャンピングカーショー2021」を皮切りに、新型モデルが続々と発表され、このイベントで一通り各社のラインアップが出揃った感があり、会場では車両見学だけでなく商談風景なども多く見られた。
今後もメーカー各社はアンコールフェアや、11月末頃まで全国各地で開催されるキャンピングカーショーに出展していく。興味の人は各地のイベントに足を運んでみよう。