Mobility Technologies(以下、MoT)と、MOBILOTS株式会社(以下、MOBILOTS)は5月27日、MoTが提供する次世代AIドラレコサービス『DRIVE CHART』を用いた交通事故削減支援について業務提携契約を締結したと発表した。
MOBILOTSは、商用トラック・バスに特化したリース会社として、2019年10月に営業を開始し、約8,000社に対し契約車両約2万台(2021年5月時点)のファイナンス(リース・割賦)サービス提供、及び商用車の安心・安全な稼働をサポートするメンテナンスサービスを提供している。2021年5月からは、運送業に求められる5大管理業務(経営管理・労務管理・車両管理・運行管理・安全管理)の支援を目的とし、ITを活用した商用車特化型One to Oneソリューションサービス「ロジビズUP!」の提供を開始し、DX推進を通じた更なるカスタマーの課題解決を目指している。
運送事業に於ける輸送の安全性向上の取組は、国土交通省から運輸安全マネジメントで義務化され、交通事故削減に向けた具体策としてドライブレコーダーの導入及び、活用研修等が定められている。一方でドライブレコーダーの使い方に関しては、有事の際の事実関係に留まっている企業が多く、本来の事故予防に向けた取組には十分活用出来ていない現状があり、安全管理業務の効率化は運送業の重要な課題となっている。
今回両社は、運送事業における事故削減と安全管理業務効率化への更なる貢献を目的として、業務提携契約を締結した。MOBILOTSでは自社のリース契約先である運送事業者を対象に、商用車特化型One to One ソリューションサービス「ロジビズUP!」において「DRIVE CHART」のシステムを活用し、運送業のカスタマーニーズにあったデバイス保証や安全運転講習などのサービス追加を行い、独自の交通事故削減と安全管理業務支援サービスとして6月より首都圏の一部トライアル先へのサービス提供を開始し、2022年4月には全国へのサービス提供を目指し展開していく。