ダイハツ、三重県いなべ市(以下、いなべ市)、一般社団法人グリーンクリエイティブいなべ(以下、GCI)は2月8日、同市の豊かな山辺資源の活用と地域の活性化を目的として、軽トラックに搭載可能な屋台ユニット「Mobile-HÜTTE」の実証実験を2月20日から開始すると発表した。
同プロジェクトは、「うごくまち」をテーマに軽トラックで運用が可能な新しいスタイルの荷箱のモデル地域を探していたダイハツと、ニューノーマルを意識した新たな地域活性化事業を模索
していたいなべ市が出会うことで実現。3者は、地域の身近な資源である軽トラックを有効活用しながら、新たなにぎわいの創出、若者の生業支援、山辺の活性化に取り組んでいくと述べている。
いなべ市は SDGs未来都市及び自治体 SDGsモデル事業に選定されており、上記事業の一部に補助金を活用。「Mobile-HÜTTE」は、多くの世帯が所有する軽トラックを利用して、市内外の民間事業者とも連携しながら改装を実施する。
実証実験では、仕様の異なる5台の車両を運用し、イベント利用や都市部でのPRキャラバン活動を実施しながら、1年程度かけて車両設備及び運用方法を検証し、令和4年度以降の一般への貸し出しを目指すとしている。
◆「Mobile-HÜTTE」の仕様
- サイズ:長さ/1958mm、幅/1408mm、高さ/1208mm(屋台展開時の高さは1815mm)
- 運用台数:5台
- モデル:物販(シンク無し)2台、食(シンク付き)2台、食(シンク付き、特別仕様)1台
◆実証実験最初の利用
令和3年2月20日(土)、2月21日(日) イベント利用
「いなべの里山に学ぶ!山辺アクティビティ未来体験」 にて、運用を予定。