フェラーリ、「Ferrari Portofino M」が日本初上陸 再設計されたパワートレイン、新しい8速ギア・ボックス、Raceモードを含む5ポジションのマネッティーノ搭載

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フェラーリ・ジャパンは1月14日、2020年9月にイタリア・マラネッロで初披露された最新2+GT スパイダー「Ferrari Portofino M」の日本初上陸を発表した。

 

「Ferrari Portofino M」は、再設計されたパワートレイン、新しい8速ギア・ボックス、Race モードを含む5ポジションのマネッティーノを搭載しており、マラネッロのGT スパイダーとしては初採用となる。“M”は、“Modificata”(モディファイ)を意味し、フェラーリではパフォーマンスを押し上げる進化を遂げたモデルに使われてきた名称となる。

 

また、フェラーリ・ジャパン株式会社 代表取締役社長フェデリコ・パストレッリ氏は、「Portofino M は、真のGT のパフォーマンスに、ドライビング・プレジャー、敏捷性、日常的に活躍する卓越した汎用性を兼ね備える、まったく前例のないモデルとなっています。日本のお客様には、乗るたびに再発見の旅を提供するでしょう。」とコメントした。

 

<7,500 rpmで620cvの最高出力を発揮するV8ターボファミリーの3855 ccエンジン搭載>

4回連続でインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーに選ばれたV8ターボファミリーの3855 ccエンジンを搭載し、最適化により、Ferrari Portofinoを20 cv上回る7,500 rpmで620cvの最高出力を実現した。また、7速ギア・ボックスに代わって、完全な新設計の8速ギア・ボックスを採用。オープントップのフェラーリに8速ギア・ボックスが搭載されるのは初のことで、オイルバス式デュアルクラッチ構造となり、クラッチモジュールは20%小型化され、トルクデリバリーは35%向上した。

 

<5ポジションのマネッティーノを導入し、ハンドリングとトラクションを強化>

ハンドリングとトラクションを、Raceモードの追加で強化するために、跳ね馬のGTスパイダーとしては完全な初採用となる5ポジションのマネッティーノを導入。フェラーリ・ダイナミック・エンハンサーのサポートによって、Raceモードの重点は、ドライビング・プレジャーとステアリングを握る楽しさを最大限に高めることに置かれている。

 

<スポーティでアグレッシブなデザイン>

バンパーがよりスポーティーでアグレッシブなった、新デザインのフロントエンドを採用。インテリアもエクステリアも表現と目的が調和し、より流れるようなフォルムとなった。インテリアでは、ADAS(先進運転支援システム)、ベンチレーション及びヒーターの機能を備えるシートなどを新しくオプション設定しているほか、跳ね馬の全コンバーチブルの特徴であるリトラクタブル ハード・トップ(RHT)も採用している。

 

【「Ferrari Portofino M」主要諸元】

<エンジン>

  • タイプ:V8 – 90° ターボ
  • 総排気量:3855 cc
  • ボア & ストローク:86.5 mm x 82 mm
  • 最高出力(RON 98ガソリンにて):456 kW(620 cv)/ 5750 – 7500 rpm
  • 最大トルク:760 Nm / 3000 – 5750 rpm

<サイズ & 重量>

  • 全長:4594 mm
  • 全幅:938 mm(フェンダーミラーを含め2020 mm)
  • 全高:1318 mm
  • ホイールベース:2670 mm
  • 乾燥重量(軽量オプション装備車):1545 kg

<パフォーマンス>

  • 最高速度:> 320 km/h
  • 0-100 km/h 3.45秒
  • 0-200 km/h 9.8秒

<燃料消費量 & CO2排出量>

  • ホモロゲーション取得申請中

 

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