横浜ゴムは、同社従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」が、北海道旭川市へウイルスを含んだ飛沫による感染を防ぐことのできる医療用マスク1,000枚とアルコール消毒液100本を寄付したと発表した。
横浜ゴムは、2015年12月に旭川市内にタイヤテストコース「北海道タイヤテストセンター」を開業し、冬用タイヤをはじめとしたタイヤ試験を行っている。今回、新型コロナウイルス感染症が急速に拡大しつつある旭川市に対して、少しでも支援したいとの思いから寄付を決定したと述べている。
「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きし積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害等への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立された。
横浜ゴムは、中期経営計画「グランドデザイン2020(GD2020)」において各事業の成長戦略を通じた経営基盤の強化を掲げており、CSR活動では「未来への思いやり」をスローガンに「地球環境」「地域社会」「取引先」など6つのステークホルダーごとに事業活動を通じた社会貢献を推進している。今後も地域に根ざした社会貢献活動を積極的に進めていくと述べている。