アストンマーティン、伝説的ウイスキー蒸留所「Bowmore」とのパートナーシップを記念した「DBX Bowmoreエディション」を発表

all 自動車 新車情報

アストンマーティンは、伝説的なシングルモルト・ウイスキー蒸留所であるBowmore(ボウモア)との画期的なパートナーシップを記念して、「Q by Aston Martin」仕様の「DBX Bowmoreエディション」を発表した。

 

アストンマーティンとBowmoreのパートナーシップでは、「Black Bowmore DB5 1964」という名称のシングルモルトが既に生み出されており、このスコッチのボトルは、伝説的なモデルであるアストンマーティンDB5の本物のピストンを組み合わせて作成されている。

 

「DBX Bowmoreエディション」は、2つの英国のラグジュアリー・ブランドによるパートナーシップを祝い、究極のパーソナライゼーション・サービスを提供する「Q by Aston Martin」によって製作され、18台のみが限定生産される。また、「DBX Bowmore」のオーナーには、ボウモアの蒸留所があるスコットランドのアイラ島を訪問する特別な機会が提供される。

 

アストンマーティン・エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマン氏は、「アストンマーティンDBXは、“Q by Aston Martin”による最高レベルのカスタマイゼーションを行うための完璧なキャンバスです。アストンマーティンとBowmoreの両ブランドは、時代を超えた美しさと永続的なレガシーを生み出すという同じビジョンを共有しています。また、そのレガシーに忠実であると同時に、常に新しい手法を取り入れているという点でも共通点があり、このビジョンがDBX Bowmoreエディションにも反映されています。DBXのサイドストレーキのインレイには、ウイスキー蒸留器に使用されている銅製のストリップが使用され、インテリアには“ボウモア・ツイード”によるアクセントが追加されています。DBX Bowmoreは、“Q by Aston Martin”が製造した非常に美しいいリミテッド・エディションです。」と語った。

 

「DBX Bowmore」には、ボウモア・ブルーと呼ばれる印象的なボディカラーが採用されており、アストンマーティンの長い歴史の中で使用されてきたカラー・アーカイブの中から、このモデル専用に復活させたカラーとなる。なお、カスタマーは好みに応じて他のボディカラーを選択することも可能となっている。また、DBXのサイドストレーキには、Bowmoreの長い伝統に敬意を表して、オリジナル・ウイスキーの銅を使用したBowmoreブランドのコッパー・インレイをアクセントとして採用。オプションのブラック・ブレーキ・キャリパーは、艶消し仕上げのホイールに繊細な印象を与え、アストンマーティン・ウイング・エンブレムとスクリプト、「Q by Aston Martin」のフェンダー・エンブレムが、エクステリア全体のエレガントな印象を演出している。

 

インテリアにおいては、オブシディアン・モノトーンまたはコッパー・タン・メタリック/オブシディアン・デュオトーンのいずれかを選択することができる。どちらのトリムを選択しても、スコットランドのアイラ島を象徴する「ボウモア・ツイード」のアクセントが採用される。「ボウモア・ツイード」は1883年に設立され、毛織物製品で世界的に有名なIslay Woollen Mill社によって作成されたもので、その繊細で洗練されたデザインは、ボウモアとアイラ島の自然を反映し、アイラ島のテロワールと湖からヒントを得たコッパーおよびブルーのカラーを特徴としている。

 

さらに、研磨仕上げの銅製カップホルダーや、ボウモアの蒸留器からリサイクルされた銅で作られたシルプレートなど、「Q by Aston Martin」による数多くのデザイン・ディテールが採用されている。グロスブラックのセンターコンソール・トリムインレイは、特注の手作業による銅箔で飾られており、ボウモア・ツイード・ピクニック・ブランケットやレザー製旅行カバンなど、「Q by Aston Martin」が特別にデザインしたアクセサリーも付属している。

 

2019年に発売された「DBX」は、アストンマーティンのデザイン言語を新しい形で表現しており、「DBX」専用に設計されたボディ構造によって、デザインおよびプロポーションの面で、「DBX」ならではのスタイルが創出されている。また、550PSの最高出力と700Nm最大トルクを発生する4.0リッター・ツインターボV8エンジンを搭載し、最新鋭のGTカーにふさわしい爽快な走りを実現している。

 

限定の「DBX Bowmore」エディションを購入した18人のオーナーは、スコットランドで開催される「Aston Martin Art of Living」に招待され、 エジンバラにおいて注文したDBXスペシャル・エディションと対面。その後、壮大なスコットランドの田園地帯を走る約270kmのドライブ旅行が始まり、ローモンド湖とトロサックス国立公園を訪れてから、アイラ島行きのフェリーに乗船する。 アイラ島で3日間を過ごし、その間にIslay Woollen Mill社を訪れ、ボウモア蒸留所の39年間にわたって熟成されてきた特別なBowmoreシングルモルトを、樽から直接ボトルに詰めるというプライベートツアーを楽しんだ後、さらに英国王室を含み、長年にわたって数多くのVIPに最高級のスコッチを提供してきた世界最古の成熟庫、No.1 Vaults(第1貯蔵庫)への入室が特別に許可される。

 

Tagged