三菱自動車は、軽スーパーハイトワゴン「eKクロス スペース」「eKスペース」が、公益財団法人日本デザイン振興会の主催する「2020年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。
同賞は1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端としており、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動。これまで60年以上にわたり、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、のべ受賞件数は45,000件以上にのぼる。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれている。
同社は今回について、多彩なボディカラーラインアップや使い勝手が良く快適な室内空間、先進の運転支援技術などの利便性が高く評価されたと述べている。
<審査員の評価コメント>
その車名の通り、軽自動車とは思えない圧倒的な室内空間の広さが魅力である。クラスNo.1の後部座席のスライド量や、650mmもの開口部があり、ハンズフリーで開けられるオートスライドドア、後部荷物室から片手で動かせる後部席も利便性を最大化している。軽自動車を購入する際の一番の選択理由が「色」であるそうだが(三菱自動車調べ)、爆発的に普及している軽自動車の色の美しさとバラエティは重要なポイントである。高速道路走行時のレベル2相当の高度運転支援機能の装備も遠乗り時の魅力を増している。