三菱自、インドネシアで子どものための図書室兼集会所の建設を支援

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三菱自動車は、インドネシア共和国で子どものための図書室兼集会所の建設を支援し、その開所式を同国北マルク州テルナテ市で9月24日に開催したことを発表した。

 

 

同社は社員有志の募金および会社からの合計300万円を、図書室兼集会所を建設する事業に寄付したほか、国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(以下、WVJ)と連携し、現地の行政や地域社会と協力して建設を支援した。

 

開所式において、テルナテ市タコメ地区のハミッド・ムハマド地区長は「これまで公共の図書施設がなかったタコメ地区に、子どもたちが安心・安全に過ごせる場所を作りたいと強く思っていました。産業のデジタル化など急速に変化する時代の中で、子どもたちがよりクリエイティブに、革新的に、ビジョンを持った大人になれるよう、またこれからのインドネシアの新しい時代を見通す力を得られるように、この図書室兼集会所を最大限に活かしていきます。」とコメントした。

 

加藤隆雄CEOは「子どもたちが豊かに成長するための多様な機会の場の提供により、地域を活性化する担い手が増えることを期待しております。三菱自動車はインドネシアの皆様に支えられ事業を続けてまいりました。今後も地域に求められる社会貢献活動に取り組んでいきます」と述べた。

 

三菱自動車は、2018年にマテリアリティ(重要課題)の一つに「事業を通じた地域経済への貢献」を掲げ、アセアン地域における事業の発展を通じ、雇用、人材育成、投資、技術移転、輸出による地域経済への貢献を果たすことを目標として事業活動に取り組んでいるほか、環境と社会貢献の分野でもアセアン地域における社会課題の解決に向け、同社独自の技術・サービスを生かして取り組んでいる。

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