ヤナセは、「ヤナセ 柏支店」(メルセデス・ベンツ柏)を移転・新築し、9月12日(土)より営業を開始することを発表した。なお、柏市松ケ崎に位置していたこれまでの店舗は、来年1 月にメルセデス・ベンツ認定中古車としてリニューアルオープンを予定している。
東葛エリアの営業力強化を目的として移転・新築した「ヤナセ 柏支店」(メルセデス・ベンツ柏)は、国道 16 号沿いの「若柴交差点」そば、つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス駅」から徒歩約 15 分の、アクセスが良く交通量も多い場所に位置しており、最新のメルセデス・ベンツ ショウルーム CI「MAR2020(エムエーアール トゥ エンティ トゥエンティ)」コンセプトを採用している。
ショウルームでは、大型ビジョンを配置するなど最新設備を採用。新車展示スペースは8台を確保しているほか、納車説明を行う「ハンドオーバー」や、5ベイと検査ラインを備えたサービスワークショップも用意している。また、敷地内にお客さま駐車場7 台を含め70 台の駐車スペースを確保し、利便性が高い店舗となった。
【「ヤナセ 柏支店」(メルセデス・ベンツ柏)店舗概要】
- 店名:「ヤナセ 柏支店」(メルセデス・ベンツ柏)
- 所在地:〒277-0871 千葉県柏市若柴 2-25
- 電話番号:04-7133-1222
- 責任者:支店長 村上 一郎(むらかみ いちろう)
- スタッフ数:35名(責任者む)
- 敷地面積:2,343.29㎡(店舗床面積:2,172.13㎡)
- 展示台数/ベイ数:新車8台/5ベイ+検査ライン
- 営業時間:10:00~18:00(平日は10:00~17:00に短縮営業中)
- 定休日:月曜日、年末年始
- オープニングフェア:9月12日(土)~9月20日(日)10:00~18:00(9月14日は店休日)
■急発展する柏エリアの販売力強化に期待
なお、オープン前日となる9月11日に行なわれた開所式では、ヤナセ代表取締役社長執行役員の吉田多孝氏、メルセデス・ベンツ日本 代表取締役社長の上野金太郎氏、ヤナセ 執行役員 千葉営業本部本部長の伊藤彰洋氏が挨拶を行ない、新店舗のオープンが祝われた。
主催者代表として挨拶に立った吉田氏は「柏支店は、実は昔ここで営業していたのですけれど、この33年ほど、柏市内の松ヶ崎で店舗の運営をしておりました。ただこの33年間に、柏市は首都圏の大きなベッドタウンとして大きく飛躍し、特に2005年に開通したつくばエクスプレス、それから2015年には上野東京ラインの延伸と交通の便が非常に良くなったことで、ますます首都圏の商業都市としての力が大きくなりました。また人口も増加し、特に柏の葉エリア、流山のおおたかの森、この辺りが大きく開発されたことで人の移動が一段と多くなりました。このため、ここ数年、ヤナセは柏支店の新しい移転先を探していましたが、幸いにも33年前、この地で営業していた時にお世話になった土地のオーナーにまたご協力いただくことになりまして、メルセデスベンツが世界中で展開されている新しい店舗デザインMAR2020に準拠した新しい店舗を開設することが出来ました」と新店舗を紹介。続けて「従来の松ヶ崎の店舗は、装いを新たにし、来年1月、メルセデスベンツサーティファイドカーセンターとして模様替えし、新たにスタートする予定です。現在、松ヶ崎にあるサービスセンターは従来通り営業するので、この2つが稼働した時には新車、中古車のいずれもヤナセが提供する高品質のアフターサービスをお客様に提供できるのではないかと考えています」と期待を語った。
来賓代表として挨拶した上野氏は「33年前のことを覚えています。当時は小さなお店で、私どもからもう少し大きくなりませんかとお話を何度かさせていただいて、場所を移動されました」と柏支店についての思い出を披露。また「メルセデスベンツは柏の葉エリアで電気自動車の実証実験というのを行っておりました。今後、我々も電気自動車に力を入れていくということで、柏エリアはその良い市場になっていくと考えられます。おかげさまでメルセデスベンツは8月終了時点で66ヵ月純輸入車ナンバー1のポジションを継続中です。これもひとえにヤナセ様のおかげでございます。長い歴史の中でメルセデスベンツの日本における活動において、ヤナセ様の貢献度というのは大変高く、当然、ヤナセ様なしでは今のメルセデスベンツ日本の歴史はないと考えております。今後ともぜひ協力を賜ればと思います」と語った。
ヤナセの千葉営業本部を代表して挨拶した伊藤氏は、柏エリアについて「つくばエクスプレス沿線地域の開発や、東京外環道路の整備などによって、商圏がかなり変わってきており、経済活動においてもこの地域が中心になるのではないかということも含み、改めてこちらの場所で移転を決意し、今回新しいショールームで営業を開始する運びとなりました」と経緯を紹介。「さらにエリア人口も柏市、我孫子市、野田市、流山市、白井市を含めますと約100万人にもなっております。その中でも柏の葉付近には多くのマンション等も建設されており、まさしくメルセデスベンツのターゲット層の増加が見込めるのではないかと考えております」とエリア特性を紹介。今後への期待をのぞかせた。
そして最後に、ヤナセ柏支店 メルセデス・ベンツ柏の村上一郎支店長が「新店舗への移転は、15年来の悲願でした。この新店舗をご用意していただいたからには、私を含め、メンバー全員で何としても実績を上げていかなくてはならないと、強く思っております」と決意表明。「最新の設備と広いショールーム、これをフルに活用して効率を最大限に上げていきたい。効率を上げることでお客様に対応する時間を増やすことが出来ますし、お客様のご満足を得ることで、実績を確実に積むことが出来る。皆様のご期待にお応えすることが出来ると考えております」と抱負を語った。