アルプスアルパインと、マッキントッシュグループのオーディオブランドであるマッキントッシュ・ラボ社、ソナス・ファベール社は8月18日、特定の車両を対象としたオーディオシステム開発に関する技術提携を締結したことを発表した。なお、マッキントッシュ・ラボ社とソナス・ファベール社のサウンドシステムを初搭載した自動車は2021年に販売される予定と予告している。
アルプスアルパインは、上記の締結について、マッキントッシュ・ラボ社とソナス・ファベール社の優れた音響特性を持ち、これまで高く評価されてきた機器を用いて、自動車メーカーとのシステム開発の実装を主導するほか、マッキントッシュ・ラボ社とソナス・ファベール社の特許技術を取り入れたスピーカーやアンプの設計・開発を行うと説明している。ホームオーディオサウンドを実証するために、アルプスアルパイン・ヨーロッパとアルプスアルパイン・ノースアメリカの評価施設にはレファレンスルームを設け、マッキントッシュ・ラボとソナス・ファベールの最上級オーディオ機器を設置し評価を実施するなど、各社のエンジニアが共に現場で働き、サウンドシステムのチューニングを行うことで、それぞれのブランドの音質を車種ごとに再現すると述べている。