アウディ 「Q7」を大幅改良、あわせて限定車「Q7 45 Sライン リミテッド」を発売

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アウディ ジャパンは、大幅改良したプレミアムSUVの新型「Q7」を発表し、全国のアウディ正規ディーラー(124店舗、現時点)を通じて8月18日より発売した。また、新型「Q7」の発売を記念して限定車「Q7 45 S line limited」を310台で限定販売する。

 

今回発売された新型「Q7」は、エクステリアのみならず、インテリア、パワートレイン、インフォテインメントシステム、先進安全装備など全方位での大幅改良が実施された。

 

【スポーティに生まれ変わったエクステリア】

エクステリアでは、Qモデル用にデザインされたオクタゴン(八角形)のシングルフレームグリルを採用してスポーティな印象とし、リヤデザインはフラットな左右のリヤライトをつなげる印象的なアルミニウムストリップを配置して、リヤライトのテクニカルなグラフィックとともに水平基調のデザインがさらに進化した。足元には、標準車が19インチ、S lineが20インチのアルミホイールを標準装備している。

 

 

【アウディバーチャルコックピットを備えたインテリア】

インテリアでは、アナログメーターのかわりに12.3インチディスプレイのアウディバーチャルコックピットを装備しており、スピードメーターをはじめナビ画面など、ステアリングに備わるスイッチを介して表示の切り替えが可能となっている。インストルメントパネルの中央には、ハプティックフィードバックを備えた大型タッチスクリーンを上下に2つ配しており、上段の10.1インチディスプレイはインフォテインメントおよびナビゲーションを、下段の8.6インチディスプレイは空調コントロールなどの操作が可能となっている。

 

 

【5人乗り最大2,075ℓ・7人乗り最大1,955ℓのラゲッジスペースを確保】

乗車定員は5名を標準とし、オプションで7人乗り3列シート仕様の7シーターパッケージを用意。2列目には、個別にシートスライドとリクライニングが可能な独立した3人分のシートを設定し、さらに電動格納式のサードシートを備えている。ラゲッジスペースは5人乗り仕様で通常時 890ℓで、2列目のシートを格納すれば 2,075ℓの広いスペースを実現しており、7人乗り3 列シート仕様の場合、サードシートを格納した状態で770ℓ、セカンドシートも格納すれば1,955ℓの収納が可能となっている。

 

 

【ツインスクロールターボを採用した 3.0ℓ V6エンジンを搭載】

パワートレインは、ツインスクロールターボを採用する 3.0ℓ V6エンジンに48V電源とマイルドハイブリッド(MHEV)ドライブシステムを組み合わせることで高効率化を実現し、最高出力250kW(340PS)、最大トルク500Nmを発揮する。トランスミッションは 8速ティプトロニックを採用しているほか、機械式センターディファレンシャルを搭載するquattroフルタイム4WDにおいては、通常時には前後40:60にトルクを非対称に配分し、FRのような軽快なハンドリングとquattroならではの安定性を両立。路面状況によっては、トルク配分を前後70:30〜15:85へとダイナミックに変化させることで、優れたトラクションとダイナミックな走りを実現している。

 

【アダプティブエアサスペンションをオプションで設定】

足回りには、+60mmのリフトモードから -30mmのハイウェイモードまで4段階で車高調整が可能なエアスプリングと、減衰力を連続的に調整できるショックアブソーバーを組み合わせた、アダプティブエアサスペンションをオプションで設定。 S lineには、車高を15mm低め、よりスポーティなチューニングを施したアダプティブエアサスペンションスポーツを標準装備しており、よりダイナミックなハンドリングと快適な乗り心地を高い次元で両立している。

 

【最新機能を搭載した安全運転支援システムを採用】

アダプティブドライビングアシスタント(ADA)は、従来のアダプティブクルーズコントロール、アクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストを統合し、車間距離保持機能を盛り込んだクルーズコントロールと車線維持機能によって、ドライバーの疲労を軽減する。エマージェンシーアシストでは、走行中にドライバーに異常が発生した際に、システムがドライバーに注意を促すとともに、ドライバーからの反応がない場合には車線を維持しながら車両を緩やかに減速、停止する。サラウンドビューカメラは、車両に配置した4つのカメラから得た映像を合成して、あたかも上空から眺めているような映像を MMIモニターに表示する。カーブストーンアシストにおいては、駐車などの際に、車両の前後だけでなくタイヤ周辺の状況を3Dビューにより確認することが可能となっている。

 

【限定車「Q7 45 S line limited」】

限定車「Q7 45 S line limited」は、高効率な2リッター直列4気筒ターボエンジンに8速ティプトロニック及びquattroフルタイム4輪駆動システムを組み合わせており、最高出力185kW(252PS)、最大トルク370Nmを発揮。JC08モード燃費においては11.0km/ℓを達成している。7シーターパッケージ(3列目シート、4ゾーンエアコンディショナー、パワークロージングドア)やプレミアムパッケージ(エクステンディッドアルミニウムブラック/ブラックグラスルックコントロールパネル、プライバシーガラス)に加えて、21インチアルミホイールを特別装備している。外板色には、限定車専用色のバリークブラウンメタリックをはじめ、グレイシアホワイトメタリック、デイトナグレー、オルガブラックメタリックの計4色を設定。310台の限定販売となる。

 

 

<価格(消費税込)>

  • 「Q7」:957万円~1,020万円
  • 「Q7 45 S line limited」:975万円
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