トヨタは、「C-HR」を一部改良するとともに、特別仕様車 G“Mode-Nero Safety Plus”ならびに特別仕様車 G-T“Mode-Nero Safety Plus”を設定し、全国のトヨタ車両販売店を通じて8月4日に発売した。
<一部改良 詳細>
予防安全パッケージToyota Safety Senseにおいて、検知対象に歩行者(夜間)、自転車運転者(昼間)、交差点右折時に直進してくる対向車、右左折時に対向方向から横断してくる歩行者を加えたプリクラッシュセーフティを搭載した。さらに、低速時の事故予防をサポートする低速時加速抑制機能や、トヨタ国内初採用となる「緊急時操舵支援機能」も追加した。「緊急時操舵支援機能」は、自車線内の歩行者と衝突する可能性が高く、自車線内に回避するための十分なスペースがあるとシステムが判断した場合に、ドライバーの回避操舵をきっかけに車線内で操舵をアシストし、車両安定性確保と車線逸脱抑制に寄与する。
そのほか、レーダークルーズコントロール使用時に同一車線内の中央を走行できるよう操舵を支援するレーントレーシングアシスト、カメラで認識した道路標識をディスプレイに表示することで道路標識の見落としを減らし安全運転を促すロードサインアシスト、バックガイドモニターを全車に標準装備するとともに、快適温熱シート(運転席・助手席)、電動ランバーサポート、ナノイーなどの快適装備を「G」、「GT」およびS“GR SPORT”、S-T“GR SPORT”に標準装備した。
また、Super CVT-i[7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付]を搭載したS-T“GR SPORT”を新設定し、ラインアップを充実した。
<特別仕様車 詳細>
「G」、「G-T」をベースに、エクステリアでは、フロントスポイラー(ロア部)やアルミホイールなどにブラック塗装を施すとともに、インテリアにおいては、シートやインストルメントパネル、ドアトリムオーナメントなどをブラック基調としている。
安全装備については、車両を上から見下ろしたような車両全周囲の映像をディスプレイに表示し、後方視界や目視しにくい周囲の安全確認をサポートするパノラミックビューモニターや、駐車場などでのアクセルとブレーキの踏み間違いやアクセルの踏み過ぎなどで起こる衝突被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]、駐車場での後退時に左右後方から接近する車両を検知し、衝突の可能性がある場合にブレーキを制御するリヤクロストラフィックオートブレーキ[パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)]などを特別装備した。
外板色は、特別設定色ダークブルーマイカを含めたモノトーン5色、ツ―トーン3色を設定している。なお、価格においてはベース車と同価格とすることで、お買い得感ある価格設定としている。
<価格(消費税込)>
- CH-R:238万2000円~314万5000円
- 特別仕様車 G-T“Mode-Nero Safety Plus”:271万5000円~291万3000円
- 特別仕様車 G“Mode-Nero Safety Plus”:304万5000円