ジェイテクトは7月30日、かねてより新型コロナウイルスの感染予防対策を実施していたが、自社の浜松物流センター(静岡県浜松市)に勤務する従業員1名が、新型コロナウイルスに感染していることを公表した。
ジェイテクトは、当該社員について、7月24日に発熱し、以降は自宅で休養していたが、その後味覚障害などの症状も併発したため医療機関の診察を受診し、7月28日にPCR検査を受け、7月29日に陽性であることが判明。現在は指定医療機関に入院していると説明している。また、当該社員が勤務していた職場については消毒作業を実施致したほか、本人からの聞き取りをもとに行動履歴を把握し、保健所の指導のもと濃厚接触者の洗い出しも行た結果、濃厚接触者はいないことが判明していると述べている。
ジェイテクトは、これまで以下記載のとおり新型コロナウイルス感染予防策を実施しており、今後もカスタマー、取引先、従業員およびその家族の感染予防を最優先に、引き続き新型コロナウイルスへの対策強化を実施し、政府対応に合わせ必要な対応を行っていくと述べた。
<主な感染予防>
①勤務
- 在宅勤務実施を推奨
- 時差出勤を推奨
②感染予防対策の徹底
- 全事業場でのマスク着用を強く推奨
- 体温が37.5℃以上の場合、出社は控え、速やかに上司に報告
14日間健康チェックを実施 - 食堂など人が多く集まる場所は、用事が済み次第速やかに退室
- 夜の接待を伴う飲食店などへの訪問は自粛
- 行動履歴の管理を徹底
③出張・会議・イベントの参加及び実施
- 自社主催の社内外会議・イベント開催に関して延期・中止を強く推奨
- 打ち合わせはweb会議等での実施を強く推奨
- 不要不急の外来者の面会は原則禁止
- 国内外への不要不急の出張中止を強く推奨