アウトモビリ・ランボルギーニは、イタリア・サンタアガタ・ボロネーゼにあるAd Personam（アドペルソナム）に行くことなく、自分のランボルギーニ車をパーソナライズするための相談セッションを提供するために、新しくバーチャルスタジオを開設したことを発表した。
2020年7月からディーラーを通じて約2時間の初回コンサルテーションの事前予約が可能で、ショールームまたは他の場所から販売の担当者とともに、豊富なオプションがディスプレイされたAd Personamからのランボルギーニのスペシャリストとの専用セッションに参加できる。ビデオ通話では、Ad Personamスタジオに希望のモデルを用意し、Ad Personamチームからのデザインやコンフィギレーションの提案をライブで行い、スマートフォンを使用して、ウォークアラウンドやクローズアップの詳細を確認可能となっている。バーチャルでのコンサルテーションの後には、レンダリングや素材サンプルも含めた完全な提案がクライアントに送信される。
アウトモビリ・ランボルギーニでは、2013年にAd Personamプログラムを開始し、2016年にAd Personamスタジオをオープンした。現在では、生産されるランボルギーニ車の50％以上が、少なくとも1つ以上Ad Personamによってパーソナライズされているほか、Ad Personamへの注文は、アメリカ、アジア、イギリスの最大の市場を中心として、過去3年間で3倍となっている。
同社CCOのジョヴァンニ・ペロシーノ氏は、「ランボルギーニは常に課題への最善の解決策を考えています。Ad Personam の新しいバーチャルのコンサルテーションは、私たち全員が海外旅行に慎重である場合でも、完全にパーソナライズされた車を購入したいという1対1の対応が必要なクライアントをサポートするために慎重に考案されました。今後もクライアントをサンタアガタ・ボロネーゼに迎えることを楽しみにしていますが、今年中に実質的に150 人を超えるAd Personamコンサルティングが行われることを期待しています、そして将来のためのオプションとして継続します。豊富なパーソナライゼーションの経験を持ち、素材サンプルを持つ世界中のディーラーのサポートのもと、ますますデジタル化になる時代に、一台だけのランボルギーニのモデルを作成するための、エキサイティングな機会となりました 」と述べた。
また、ランボルギーニは、新しいAd Personamの施設を祝して、世界限定10台のスペシャルエディション「アヴェンタドール SVJ Xago」を発表した。「アヴェンタドール SVJ」は、土星の北極にある六角形の雲の形と自然界の六角形の強さからインスピレーションを得ており、ランボルギーニデザインの象徴的な六角形モチーフをテーマとしている。
エクステリアでは、特別に作成されたフェージングする六角形のシルバーエフェクトを特徴とし、各車にユニークなAd Personamのコントラストカラーを採用しているほか、ホイールにはAd Personamのグロスブラックの「Nireo」を装備している。インテリアでは、六角形をテーマにした専用シートパターンと、エクステリアと調和する特別なコントラストカラーを採用している。さらに、「アヴェンタドール SVJ Xago」の限定10台は、それぞれシリアルナンバープレートが装着される。
