パナソニック・ジャガー・レーシング、2021年のABB FIA フォーミュラE世界選手権シーズン7よりサム・バード選手が加入

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パナソニック・ジャガー・レーシングは、ABB FIA フォーミュラE世界選手権のシーズン7に、優勝経験のある英国人ドライバー、サム・バード選手が新ドライバーとして参戦することを発表した。

 

33歳のサム・バード選手は、2014年にフォーミュラEが発足して以来すべてのレースに参戦し、毎シーズン優勝を収めている唯一のドライバーで、これまでの63レースで9勝を挙げ、表彰台18回、ポールポジション5回、ファステストラップ5回という成績を残している。ウイリアムズのテストドライバーや、2011年から2013年にかけてはメルセデスAMGペトロナスのリザーブ・ドライバーを務めるなど、フォーミュラ1世界選手権でも重要な役割を担い、近年ではフェラーリやGドライブ・レーシングでFIA世界耐久選手権でも成功を収めている。

 

英国プールに拠点を置くサム・バード選手は、来月のベルリンで開催される6シーズン終了後、ジャガーの新型「I-TYPE」のテストドライブで本格始動し、2021年1月16日に開催されるチリのサンティアゴでの第1戦がチームにおける初戦となる。

 

サム・バード選手は「フォーミュラEでの新たなキャリアが、パナソニック・ジャガー・レーシングで始まることを非常に楽しみにしています。これまでのシリーズでジャガーの成長と進化をしっかりと見てきました。このような輝かしいレースのDNAを持った、英国を象徴するブランドにドライバーとして参画できること、またそのブランドのために戦ってきた素晴らしいドライバーたちに仲間入りできることを大変誇りに思います。私はハングリー精神をもって成功を求めています。ミッチと一緒に、チームと自分たちにとって素晴らしい挑戦ができると信じています。これまで共に戦ってくれたエンヴィジョン・ヴァージン・レーシングには感謝すると同時に、今後の彼らの成功を祈っています。ベルリンでのレース後、ジャガー『I-TYPE』のテストを行い、最高の状態でシーズン7以降のレースに臨むのが待ちきれません」とコメントしている。

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