三菱自動車は、新型クロスオーバーMPV「エクスパンダー クロス」を、7月16日よりベトナムで発売した。
エクスパンダー クロスは、アセアン諸国で好評を得ている小型MPV「エクスパンダー」をベースとするクロスオーバーモデル。昨年11月にインドネシアで発売し、今年3月にフィリピン、タイへと展開を拡大、今回のベトナムへの投入で4ヶ国目となる。2017年にインドネシアで「エクスパンダー」を販売開始以来、「エクスパンダー クロス」を含むシリーズ合計で、販売台数は2020年6月末までで約26万台に達した。また、ベトナムでは「エクスパンダー」を2018年10月より販売しており、販売実績は2020年6月末までにおよそ27千台に達している。
三菱自動車は、アライアンスの中でリファレンス市場としてリードするアセアンにおいて、「エクスパンダー」とあわせてさらなる販売拡大を狙うと述べている。
三菱自動車 Co-COOの矢田部陽一郎氏は、「力強いデザインや実用性を求めるベトナムのお客様の幅広いニーズにお応えするべく、『エクスパンダー クロス』を投入いたしました。ベトナムは、当社のアセアン地域における成長戦略を支える重要な市場です。生産事業と併せ、引き続きベトナムの経済発展に貢献していきたいと考えています」と語った。
