スズキ、自動車リサイクル法に基づく 2019年度再資源化等の実績を公表

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スズキは6月22日、自動車リサイクル法に基づいて、2018年度(2018年4月~2019年3月)の特定再資源化等物品(自動車シュレッダーダスト:以下ASR、エアバッグ類、フロン類)に関する再資源化等実績を公表した。

 

スズキは、自動車リサイクル法により自動車製造業者等に義務付けられている特定再資源化等物品について、カスタマーから預託を受けたリサイクル料金により適正処理・再資源化を推進し、その責務を果たしており、エアバッグ類、フロン類については一般社団法人自動車再資源化協力機構、ASRについては自動車破砕残さリサイクル促進チーム「ART(Automobile shredder residue Recycling promotion Team、呼称:エイ・アール・ティー)」に処理を委託し、特定再資源化等物品のリサイクルを適正、円滑かつ効率的に実施していると説明した。

 

また、2018年度の再資源化等に要した費用の総額は34.2億円、資金管理法人から払い渡しを受けた預託金は39.6億円、収支は5.4億円の黒字となっており、そのうち、自動車リサイクル推進のために、公益財団法人自動車リサイクル高度化財団に4.5億円を拠出。さらに、再資源化に要した費用の他に、公益財団法人自動車リサイクル促進センターの運営関連費用やASRリサイクル関連費用1億円を負担していると述べた。

 

スズキは、今後も中長期的に全体の収支バランスが取れるよう取り組んでいくと述べている。

 

<特定再資源化等物品の実績>

①ASR

  • ASRの引取量は58,134.2t、取り扱った使用済み自動車は438,378台。
  • 再資源化率は実績値97.7%、2015年度以降の法定基準値70%を2008年度から継続して上回った。

②エアバッグ類

  • エアバッグ類の引取総個数は1,389,826個、引き取ったエアバッグ類にかかわる使用済み自動車は326,038台。
  • 再資源化率は実績値94.2%、法定基準値85%を上回った。

③フロン類

  • フロン類の回収量は92,097.5kg、取り扱った使用済み自動車は402,332台。

 

<2018年度 再資源化等の実績>

対象期間:2018年4月1日~2019年3月31日

 

基準の遵守状況

 

収支(資金管理法人から払い渡しを受けた預託金及び再資源化に要した費用)

 

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