三重県津市でハイエースを中心としたキャンピングカーの製造・販売を行っている「ダイレクトカーズ」は、来年秋に開催が予定されている三重とこわか国体・とこわか大会の津市実行委員会に、ハイエースを提供(無償貸与)した。
開催年に合わせ「2021」のナンバープレートが取り付けられたハイエースには、大会のロゴがあしらわれ、貸与期間である来年12月末まで大会の準備・運営をはじめ様々な用途で使われる。
ダイレクトカーズは、三重県いなべ市と地方創生・災害対策協定を締結するなど、これまでキャンピングカーを活用した地域貢献にも力をいれてきた。5月27日、津市産業スポーツセンターで行われた車両お披露目式で同社の百田雅人代表は「私たちの原点は2011年の東日本大震災の時、福島県南相馬市の被災地で弊社のハイエースをお役立ていただいたこと。それから何か地元に恩返しが出来ないかと思い、今回地元の津市にハイエースの無償貸与を決めました」。
さらに「津市でハイエースが元気に走って、とこわか国体・とこわか大会ののスローガンでもある“ときめいて人かがやいて未来”に少しでもお役に立てれば」と挨拶した。