ブリヂストンは、ESG投資の代表的な株価指数である「Euronext Vigeo World 120 Index」の構成銘柄に2年連続で選定されたことを公表した。
「Euronext Vigeo World 120 Index」は、欧州で多数の証券取引所等を運営するEuronext社(オランダ)と、ESG調査会社であるVigeo Eiris社(フランス、イギリス)が開発した株価指数で、欧州・北米・アジア太平洋地域の大手企業1,500社の中から選定された、「環境」「社会」「ガバナンス」に優れた企業上位120社で構成されている。
ブリヂストングループは、社会・カスタマーをより深く理解し、課題解決のための新たな価値をソリューションとして提供し続けることで、社会・カスタマーと共にサステナブルな会社であり続けたいと考えており、今回の「Euronext Vigeo World 120 Index」選定については、持続可能な社会の実現に貢献する様々な取り組みが高く評価されたものと考えていると述べた。
「環境」分野においては、「自然と共生する」「資源を大切に使う」「CO2を減らす」という「環境宣言」で掲げる3つの活動について、2050年を見据えた環境長期目標を策定し、取り組みを進めており、2018年には、グループ全体の生産拠点における取水量原単位を2020年までに2005年対比35%削減するという目標を前倒しで達成。トルコのイズミット工場では、雨水や排水を回収・処理し、再利用することで地下水の取水量を減らす取り組みや、従業員に対して水利用に関する啓発キャンペーンなどを行うことにより、10年間でおよそ50%の取水量削減を達成したと説明している。