曙ブレーキ工業は、6月に新たに休業日を設けるほか、6月以降も時差出勤やテレワーク(在宅勤務)を奨励するなど、新しい働き方の定着に取り組んでいくことを公表した。
同社は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向け、国内本社間接系社員を対象とした休業日を設ける等の対策を4月より実施。国内生産拠点においては、完成車メーカーの稼働状況に応じて稼働停止日を設ける等の対応を実施してきたが、6月も引き続き完成車メーカーの稼働状況に応じて週1回程度の稼働停止日を設ける等の対応を実施するほか、それに伴い本社間接系社員を対象とした休業日を設けることも決定したと述べている。
曙ブレーキ工業グループでは、1月29日に新型コロナウイルス対策会議を立ち上げ、感染対策として、出社前の体調確認、発熱時の出社停止、海外出張の原則禁止、国内出張の自粛、大人数での会議等の中止、電車通勤者の時差出勤奨励等を行っており、3月31日からは、本社間接系社員のテレワーク(在宅勤務)を実施しているが、今後も、出勤時の感染防止対策徹底を引き続き行うとともに、時差出勤やテレワークを奨励し、新しい働き方の定着に取り組んでいくとしている。
<新しい働き方について>
- 休業の対象:曙ブレーキ工業(株)、(株)曙アドバンスドエンジニアリング、(株)曙ブレーキ中央技術研究所、あけぼの123(株)、(株)アケボノキッズケア、あけぼのFRESHセンター に所属する従業員
- 当初の年間計画に基づいた休業日:6月5日(金)
- 新たに設ける休業日:6月12日(金)、19日(金)、26日(金)
なお、生産拠点については、原則金曜日を稼働停止日とするが、各拠点により稼働停止日が異なる。