2020年6月24日に創立110周年を迎えるアルファロメオは、その歴史における重要な瞬間に光を当てた電子書籍「E-Book」(英語版)を発表した。なお、「E-Book」の日本語版は6月24日(水)にアルファロメオ公式サイトで公開予定となっている。
「E-Book」では、1910年に公開された24馬力の初代「A.L.F.A.」、限定生産の「Giulia GTA(ジュリアGTA)」、さらに今後市場に導入予定のクロスオーバーモデル「Tonale(トナーレ)」など、ブランドの歴史を紹介している。
<アルファロメオ「E-Book」内容について>
- アルファロメオのロゴはミラノ市の紋章と、中世ミラノを統治していたヴィスコンティ(Visconti)家の盾型紋章「ビショーネ・ヴィスコンテオ(Biscione Visconteo)」を組み合わせたものである
- アルファロメオは1950年に開催された最初の F1世界選手権で年間チャンピオンに輝いたメーカー。翌年の第2回選手権ではフアン・マヌエル・ファンジオ(Juan Manuel Fangio)がドライバーズタイトルを獲得した
- エンツォ・フェラーリ(Enzo Ferrari)が自らの会社を設立する前は、アルファロメオのレーシングチームに所属していた
- 1940年代のハリウッドスターは、アルファロメオ、とくに希少な6C 2500 Super Sportなどを所有することが夢だった
- 1998年に発表されたアルファロメオ156 D2レースカー は、ツーリングカー選手権で13回の勝利を収めた
- FCAデザイン部門責任者のラルフ・ギルス(Ralph Gilles)が語る「私のお気に入りのアルファロメオ」
- アルファロメオ ミュージアム館長であるロレンツォ・アルディツィオ(Lorenzo Ardizio)が解説する「アルファロメオが手がけた貴重なパフォーマンスカー」
- ビショーネ(Biscione)・ロゴの進化
- トライローブ(Trefoil)“フロント・フェイス”に関わる舞台裏のストーリー