アウトモビリ・ランボルギーニは4月15日、イタリアの人工呼吸器トップメーカーのシアレ・エンジニアリング・インターナショナルグループと呼吸シミュレーターの共同開発・製造に向けて支援すると発表した。
呼吸シミュレーターとは、人工呼吸器を認定検査機器で最終検査をする前段階で、性能の初期評価をするために使用されるもの。
ランボルギーニは、同社プリンティングラボでシミュレーターの設計、製造、検証を2週間で完了。構成部品の最適化を果たし1週間で18台のシミュレーター生産を可能にした。これと並行して、3Dプリンターを使用し、0.008mmの精度での印刷を可能にするテクノロジーを活用したポリカーボネート製医療用フェイスシールドの生産も続けている。