独フォルクスワーゲンは、3月に予定されていたジュネーブ国際モーターショーの中止を受け、オンラインでモーターショーを開催すると発表した。4月8日より4月17日までの2週間、フォルクスワーゲンブランドの全てのニューモデルをウェブサイト(https://www.volkswagen.de/de/specials/geneva-2020.html)で体験でき、360°ツアーについては、ウェブサイトの訪問者が、モーターショーを現実世界のように楽しむことができるデジタル体験を提供すると説明している。
フォルクスワーゲンは、今回のバーチャルモーターショーについて、ジュネーブモーターショーのために予定していた、未来の電気自動車「ID.3(アイディ.3)」、プラグインハイブリッド技術を採用した新型「Touareg R(トゥアレグR)」、「Golf(ゴルフ)」のスポーツバージョン「GTI」、「GTD」、「GTE」など、2020年に発売されるニューモデルの全てのクルマ、そしてブース全体が、360°体験のためにデジタル処理され、まるでモーターショーに来場したかのような3次元体験を提供すると述べた。
さらに、ユーザーは、ブースのガイド付きツアーに参加できるほか、個別にブースを見て回ることも可能で、ウェブサイトに統合された追加機能をクリックすることで、展示車両のボディカラーやホイールを変更することも可能だとしている。