トヨタとBYD、5月中に電気自動車の研究開発合弁会社の事業を開始

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トヨタと比亜迪股份有限公司(以下、BYD)は、2019年11月7日に電気自動車の研究開発に関する合弁会社の設立に向けた契約を締結、準備を進めてきたが、今回、登記が完了し、5月中を目途に事業を開始すると発表した。新会社の社名は「BYD TOYOTA EV TECHNOLOGYカンパニー有限会社(以下、BTET)」で、董事長にトヨタの岸 宏尚氏が、総経理にBYDの赵炳根氏が就任する。

 

トヨタとBYDは、電気自動車の研究開発と普及を通じて、カスタマーの幅広いニーズに応えられるよう努力するとともに、中国における環境改善に貢献していきたいと述べている。

 

会社設立にあたって、新董事長の岸 宏尚氏は、「新会社では、BYDとトヨタそれぞれの強みを持ったエンジニアがひとつ屋根の下に集い切磋琢磨しながらクルマづくりに取り組むことで、中国のお客様に喜んでいただけ、性能にも優れた電気自動車の開発を目指します」と述べた。

 

【「BTET」会社概要】

◆名称:

  • (日本語)BYD TOYOTA EV TECHNOLOGYカンパニー有限会社
  • (略称 : BTET)
  • (中国語)比亚迪丰田电动车科技有限公司
  • (英語名)BYD TOYOTA EV TECHNOLOGY CO., LTD.(略称 : BTET)

◆所在地:本社/広東省 深セン市 坪山区

◆役員体制:

  • 董事長(会長):岸 宏尚(トヨタ自動車研究開発センター(中国)有限会社 高級執行副総経理)
  • 総経理(社長):赵炳根(比亜迪股份有限公司)
  • 董事(取締役):6名(トヨタ3名、BYD 3名)
  • 監事(監査役)」2名(トヨタ1名、BYD 1名)

◆事業内容:電気自動車及びそのプラットフォーム、関連部品の設計・開発等

◆出資比率:トヨタ(50%)・BYD(50%)

◆従業員数:約300人

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