日産自動車は、東京都の「レンタカー・カーシェアリングにおけるZEV(Zero Emission Vehicle)導入促進事業」に採択された自社のカーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」において、電気自動車「日産リーフ」、全45台の稼働を開始したと発表した。
上記事業は、レンタカーやカーシェアリング事業において、都民が手頃な料金でZEVを利用できるよう、東京都と事業者が共同事業を実施し、ZEVの利用機会を創出するという目的のもと実施されており、日産では、昨年8月に、電気自動車を配備・運用するカーシェアリングの事業者として公募にて採択された。また、同年9月以降、準備の整った都内の「NISSAN e-シェアモビ」ステーションを順次稼働し、通常より割安な料金で「リーフ」のシェアリングサービスを提供している。
さらに、日産は、一部の都内「NISSAN e-シェアモビ」ステーションにて、三井物産株式会社と株式会社ジゴワッツが実施中の電気自動車用普通充電器、「Ella」を用いた実証実験にも参加している。「Ella」は、充電用の会員IC カード等がなくても、認証用スマートフォンアプリのダウンロードと簡単な登録手続きのみで、即日充電器を利用することが可能なほか、設置に必要なスペースが世界最小クラスなこと、既設のコンセントボックスへの取り付けも可能なこと、などから電気工事費の低廉化も実現していると説明している。
【東京都「レンタカー・カーシェアリングにおけるZEV導入促進事業」におけるサービス概要】
- 業態:カーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」
- 拠点:東京都内45ステーション (詳細は別紙参照方)
- 車種:電気自動車「日産リーフ」
- 台数:45台
- サービス提供予定期間:2019年9月~2021年3月
<利用料金>